国税職員

 

 国税庁は国税を徴収する機関です。税金は国の礎、という事で国税庁の職員には、きっちりと税金集めるのに必要な様々な権限が与えられています。なんせ税収がないと国が動かなくなりますから、徴収に当たる側の権限もなかなか強い。警察ほどではないですが、かなり強制力を持っています。

 国税庁を頂点に、地方支分局として国税局11、国税事務所1、その下の実働機関たる税務署は、524にもなります。勤務職員総数、5万7000名。この人々全員が同じ権限を持ってる訳ではないですが、部署ごとに実に多彩な権限があります。有名どころは前にも出て来たマルサ、国税査察官ですが、なんの、それだけじゃありません。調べてみると次々と出て来ます。

 ま、思わせぶりにがたがた書くのはこのくらいにして、今回はさっさと治安維持話にいきますかね。

 
 
主要参考資料;
『国税庁二十年史』 編;国税庁 刊;大蔵財務協会 1969
『国税庁三十年史』 編;国税庁三十年史編集委員会 刊;国税庁 1979
『国税庁四十年史』 編;国税庁四十年史編集委員会 刊;大蔵財務協会 1990
『国税庁五十年史』 編・刊;国税庁 2000
『税務署の創設と税務行政の100年』 編;税務大学校研究部 刊;大蔵財務協会

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