外国人囚人

 

 最近は日本に来る外国人の数も増え、お蔭様で外国人囚人の数も増えました。矯正専門用語で「F級」と呼ばれる彼らは、多くの場合言葉も習慣も違うし、何かと取扱いが大変らしいです。特に、イラン・パキスタンといったあちらの国々から来られた方々。英語も日本語もあまり通じない、食習慣始め生活習慣がかなり違う、近年急速に数が増えてるのに対策が追いつかない、とかなり問題になっている様子。

 さらに、あちらの国々ではいまだに徴兵制の国も多く、つまりは若者は大体は1度は軍事訓練を受けている。これが又保安警備上の問題になりはせんかと、今少々物議を醸しています。軍事訓練の "成果" を発揮して、多衆共謀の上騒擾、職員殺傷、施設破壊逃走等々起こすのではないか、とか。これはなかなか物騒な話です。

 1996年、東京拘置所からイラン人囚人7人が脱走するという事件がありました。「逃走」の項目でも述べたようにこれはいわゆる牢破りで、日本ではここしばらく発生していなかった事件でした。これがその "軍事訓練の成果" なのかは確認できませんが、集団脱走という事で、なんか大いに関係ありそうです。今世の中は国際化国際化とかまびすしいですが、こういう国際化ってのもあるんですね……。

 

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